のろまなローラー

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作:小出正吾
絵:山本忠敬
出版社:福音館書店

配本サービスで届いた絵本。昔からよく知られているかなり有名な本だけど、本屋さんでは探さないと見つからないって不思議。

寝る前に布団へ寝転がって娘と読むときと、昼間に娘が膝に座って読むときでは「重さ」を変えて読んでいます。
寝る前は「ゆっくり」、昼間は「重さ」を表現する読み方で、寝る前はおだやかさを、昼間は真面目さを伝えられるようにしている。

なぜかって?

寝る前は寝てもらうために読むし、昼間は物語を目撃してもらうために読むからですよ。

夜と昼で読む言葉のスピードや声の高さを変えているのです。

もちろん、ローラーの声や動きを表す文は、ゆっくりゆっくり
日が暮れそうなほど、ゆっくり、ゆっくり。ゆっくりはどーこ
ゆっくりは昔から得意。

 
スピード感のある「立派な自動車」や、ローラーの「のろま」具合をいったりきたりして読んでいると、そのインターバルが眠気を誘うのか効果的!我が家ではね。

出てくる車たちによって声色を変えて読むのは楽しい!ちょっときどってみせたり、余裕を演出したり。娘はもう本文を覚えてしまっているので、一人で読むことが多く、昼間に「読んで」と言ってくれることは少なくなりました。それでもたまに昼間に読むときには、追い越していく車たちのローラーへの素直な態度の変化を、目撃してほしいと願って読んでいます。「あぁ、申し訳ないことをした」と気づいたときに、素直に言葉で伝えるって大事だと思う。

けどこの本、よく思うんだけど、家にある本と、本屋さんにある本で、ローラーの色が少し違う気がする
いろ、変えたのかな?
色褪せ?勘違いかな?

言葉のリズムが合うのでうたいやすい、大好きな本です。
背景の街並みの絵が好き。そして実は運転手さんもまた、ちょっと男前だったりな。